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早速、仕事の鎮守神社にご挨拶に行って参りました。お天気も良く、風もなく、神社の境内の空気と、新鮮な気持ちで接することができました。

今、私の住んでいる街は、古くから水運の要として栄えた土地です。

その水路の近く、港から寺町へと、繁華な街の気配を忍ばせたエネルギーの積み重なりを感じ取ることができました。生まれた場所は、遠い〇〇〇ですが、今、縁あってこの土地に暮らすようになり、数えれば25年が過ぎています。定年退職して、会社と自宅の往復の日々から卒業して、改めて「地元」を、自分の足で歩いてみる機会となりました。

また、つい先日お送りいただいた八百万の神様カードが「22. お米 足元を見直す」だったことも、何かの大きな符号のようで、驚いています。

ぎっしりお米を積んだ大きな船が賑やかに行き交う水路、お米の倉、〇〇〇詣の街道の宿場にやってくる人々、大きなお寺、その街にある、古い神社 今は目に見えない、さまざまなエネルギーの積み重なった「神社」という場所を、しっかり踏み締めることができました。この神社とのご縁を繋いでいただいて、ありがとうございます。

産土神を意識するようになって、転勤族の娘の定めとして、ふるさとを持たない「根無草」なのだと感じていた自分が変わってきました。

実際に暮らして街の人たちとご近所付き合いをする、ということではないけれど、実はその土地と、結びつきを持っていて、密かにご縁があるのだ、と、とても安定した気持ちを得られるようになりました。

来月は、生まれた土地の産土神社に、もう一度お参りに行きたいと考えています。感染症や戦争が、障壁になるかもしれませんが、行けるといいなと願っています。

私の生まれた場所は、距離としては遠いですが、心だけは頻繁にあの景色の中に飛んでいけます。そうやって、産土神とのご縁を育んでいくことができるとは、幸せなことですね。